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保育園の園舎建築の設計専門家・ちびっこ計画の日々

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お知らせ:第28回新建全国研究集会

11月17日から19日にわたって千葉県にて開催されます、新建築家技術者集団の第28回全国研究集会で発表することになりましたので、お知らせいたします。

日時:2012年11月17日(土)~19日(月)
会場:和洋女子大学キャンパス(千葉県市川市国府台2-3-1)

当日は、防災・エネルギー・伝統建築・福祉建築・住宅・まちづくりなど、様々な視点からの分科会が予定されています。大塚の発表は、18日の13:00~17:00まで行われる、「分科会B-⑨保育教育施設の整備」で、行います。
詳しくは、下記ホームページをご覧下さい。
www.ne.jp/asahi/shinken/tokyo/kenkyu/2012/index.htm

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(大塚謙太郎)

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保育園、保育所の設計専門
ちびっこ計画 / 大塚謙太郎一級建築士事務所
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by chibicco-plan | 2012-10-20 10:37 | ●お知らせ

お知らせ:建築仕上げ改修監理技術者名簿登載

平成24年版の、『建築仕上げ改修施工管理技術者登録名簿』に登載されましたので、ご報告いたします。
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(大塚謙太郎)
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保育園、保育所の設計専門
ちびっこ計画 / 大塚謙太郎一級建築士事務所
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by chibicco-plan | 2012-10-12 12:59 | ●お知らせ

日々の雑感:重要でない文化財

 役行者が開いたとされる、生駒山宝山寺。修験道の霊気が立ちこめるこの聖地に、突如として姿を現す擬洋風の客殿がある。明治17年に宮大工の手によって造られた、重要文化財『獅子閣』である。世にも珍しい史学科出身の建築士である私が、その薀蓄をたれるかと思いきや、そうではない。この『獅子閣』の裏手に、「こっそり」佇むあずまやがあるのをご存知だろうか。薄く、小さく、繊細に、存在感を抑え、庭木の間でかくれんぼをしているような愛らしい小建築だ。「ひっそり」ではなく「こっそり」なのである。
 とてもカワイイその屋根は、吹けば飛びそうな軽快さで、さらにカワイイその丸太柱は、華奢な体でがんばって屋根を支えている。そしてこの上もなくカワイイその軒は、限りなく低く、大人では頭を下げないと入ることができない。顔をあげれば、しっとりとしたやさしい闇が、客人を迎え入れてくれる。こんな木々とあずまやが、もし保育所の裏庭にあったら、どれほど素晴らしいだろう。
 私は、子どもたちの暮らす建物は小さくあるべきだと、常々思っている。こどもは狭いところが好きだとよく言われるが、体が小さいのだから、当たり前の話なのである。ついこないだまで、母のおなかにまるまっていたわけで、狭いところが好きというよりも、大人スケールの空間が大きすぎるのだろう。くつも、ぼうしも、かばんも、いすもちっちゃいのに、部屋だけが大人サイズというのは、どう考えてもおかしい。
 そんなことを、ぼんやりと思いながら寺を辞した。帰り道、管理人さんとすれ違ったが、この粋なあづまやが、指定文化財であるかどうかは尋ねなかった。これが重要であろうがなかろうが、文化財であろうがなかろうが、いいものはいい。

 小さくあること。

 大が小を兼ねることができない保育所建築において、私たちがしっかりと考えていくべき大きな課題である。

(大塚謙太郎)

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保育園、保育所の設計専門
ちびっこ計画 / 大塚謙太郎一級建築士事務所
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by chibicco-plan | 2012-10-01 15:38 | ●日々の雑感