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保育園の園舎建築の設計専門家・ちびっこ計画の日々

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「子どもゆうゆう広場 みらくるちっぷ」様のご紹介

私ども、ちびっこ計画で設計を手がけました「社会福祉法人みおつくし福祉会 子どもゆうゆう広場 みらくるちっぷ」様をご紹介します。

あつまれキセキのかけら
低層木造密集地の旗竿敷地に、1階を児童デイサービス、2階をグループホームとし、事業主のたっての希望で、燃えしろ設計を用いた木造準耐火建築物として合築した。
敷地は四周を隣家に囲まれ、閉塞感があったので、玄関の延長を「とおりにわ」として「ひかりの中庭」と連続させて抜けをつくった。また、木造の弱点である遮音性を補うため、2階床と1階天井裏を強化石膏ボードなどを用いた遮音構造床としたほか、建物の色数を減らす、換気扇の擦過音対策、案内手すり、床の衝撃吸収、「かくれが」空間、多様な触感の床材、感覚統合遊具の懸架、離れの小部屋、空間の明暗、場の高低、素材の硬軟など、さまざまな個性を持つこどもたちに快適に使ってもらえるよう工夫した。
こどもたちは、私たちの期待通りの使い方と同時に、私たちの期待以上の使い方もしてくれた。安全、効率、コスト、機能など、有限性の総合体である建築が、彼らの無限性にどこまで寄り添えるのか。無限の成長を、有限がどこまで応援できるのか。大人たちの思いがこめられた建物は、「みらくるちっぷ」と名付けられた。「ちっぷ」とは韓国語で「家」。奇跡のかけらたちと、奇跡を忘れたことのない大人たちが集まる家。(大塚謙太郎)
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保育園、保育所の設計専門
ちびっこ計画 / 大塚謙太郎一級建築士事務所
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# by chibicco-plan | 2018-09-20 17:21 | ●保育園設計の考え方

「さくらづか保育園」様が「近代建築2018年9月号」に掲載されました。

月刊誌『近代建築』 2018年9月号第72巻9号(特集:保育建築の計画と設計)に『社会福祉法人しらゆり会 さくらづか保育園』様が掲載 されました。
掲載ページはこちらです。

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保育園、保育所の設計専門
ちびっこ計画 / 大塚謙太郎一級建築士事務所

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# by chibicco-plan | 2018-09-13 16:22 | ●お知らせ

「母里保育園」様が「近代建築2018年9月号」に掲載されました。

月刊誌『近代建築』 2018年9月号第72巻9号(特集:保育建築の計画と設計)に『社会福祉法人母里福祉会 母里保育園』様が掲載 されました。
掲載ページはこちらです。


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保育園、保育所の設計専門
ちびっこ計画 / 大塚謙太郎一級建築士事務所
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# by chibicco-plan | 2018-09-13 16:20 | ●お知らせ

「認定こども園松陰おかもと保育園」様のご紹介

私ども、ちびっこ計画で設計を手がけました「社会福祉法人松蔭ミカエル福祉会 認定こども園松陰おかもと保育園」様をご紹介します。

ふたりだけの時間
正門から玄関を結ぶ長いスロープは「おはようさかみち」と名付けられた。長時間保育が常態化し、休日保育まで求められるいま、親子が一緒に過ごす時間は思いのほか少ない。自転車を降りてからバイバイするまでのわずかな間でも、さかみちを連れ立って歩きながら、ふたりだけの時間を大切に感じてほしいという思いを、このスロープに託した。その上部には、正門前から玄関まで屋根を連続して設け、荷物を抱えてこどもの手を引く保護者が、雨天時でも登降園しやすいようにしている。
レベル差のある敷地の特性を活かし、1階床レベルを「だいちのひろば(乳児園庭)」より低い位置に設定し、保育室からこどもの目線で外をのぞけば、地面を彩る草花が間近に見えるようにしたり、「はらぺこほーる」から2階へ至る階段下の床を掘り込んで「あなぐら」にするなど、こどもたちの目線の上下変化を誘う空間構成とした。「あおぞらひろば(3階屋上)」からは、巨峰が豊かに実る「ぶどうのひろば(2階屋上)」と、「だいちのひろば(1階園庭)」を見下ろせるようにし、上下階の連続性を高めた。
ファサードは、本園の母体である神戸松蔭女子学院大学の学舎の特徴を踏襲するとともに、阪神間の景観を形成する御影石を使った。神戸松蔭の品格を継承しながらも、地域の文脈を取り込んだ外観としたことは、住民の皆様と共に保育を展開していこうとする園の思いと符合するものとなった。

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保育園、保育所の設計専門
ちびっこ計画 / 大塚謙太郎一級建築士事務所
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# by chibicco-plan | 2018-09-03 17:19 | ●保育園設計の考え方

もえしろ設計を用いた木造2階建ての保育園「エンゼルキッズ押切」様のご紹介

私ども、ちびっこ計画で設計を手がけました「学校法人森友学園 エンゼルキッズ押切」様をご紹介します。

0~3歳児までを預かる名古屋市独自の方式の保育所である。和の雰囲気を取り入れたデザイン、ステージやベンチにもなる階段、受入コーナー方式のスタイル、保育士自身がこどもの感覚に近づく必要があるという考えを形にしたかくれがコーナー、心が不安定になったこどもたちが落ち着ける小部屋、プラスチックではない本物の石や木といった材料を使うこと等、これまで学園が培ってきた「学校法人が考える保育所」を継承し具現化した。もえしろ設計を用いた構造を採用し、木造2階建て準耐火建築物の園舎としたのも、耐火建築物で陥りがちな「施設」的な場ではなく、「おうち」に近い「暮らしの場」を提供するという学園が実践してきたスタイルのひとつだ。存在感のある美しい木肌の独立柱は、21cm角の杉の無垢材である。手洗いは既製品を用いず、低年齢児の体型に合わせた寸法でステンレスで製作したり、VOCやウイルスを分解する性質としっとりとした質感を併せ持つ漆喰壁紙の使用、こどもの生活領域である床面付近の通風を行う地窓を設けること、上階の音を遮る遮音床工法の採用など、上質な暮らしを実現するための工夫で満たされた園舎である。新設園ながら開園後間もなく満員となり、今日もこどもたちの明るい笑顔があふれている。(大塚謙太郎)

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# by chibicco-plan | 2018-08-20 12:00 | ●保育園設計の考え方