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保育園の園舎建築の設計専門家・ちびっこ計画の日々

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新建築家技術者集団第33回全国研究集会で発表します!

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来る12月1日、新建築家技術者集団の「第33回全国研究集会」が、奈良女子大学で開催されます。


第2分科会「生活と福祉」で、

沖縄から『遊び家具の考案・こどものいる場と行動と満足度の調査』 琉球大学の清水肇先生、

東京から『ごちゃまぜ保育園』象地域設計の佐藤未来さん、

京都から『不登校の子どもの居場所』もえぎ設計の川本真澄さん、

富山から『地域における親子の居場所づくり、心地よさを求めて』富樫豊さん、

など、全国で日々こどもの建築を考えている面々が集います。


大阪からは、弊社大塚が『生活の幅を拡げるセカンドキッチン』という題で、これまで、いくつかの園で設計させていただいたセカンドキッチンの事例とその効果について、発表いたします。

ご期待ください!


ご興味おありの方は、以下のページをご覧ください!

主催者HP↓

241130 第33回全国研究集会in奈良 – 新建築家技術者集団

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保育園、保育所の設計専門
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# by chibicco-plan | 2024-10-21 12:08 | ●保育園について執筆・講演

兵庫県木造建築セミナーに参加します!

国産の木の利用や脱炭素社会の観点から、国が木造建築物の普及にようやく力を入れるようになりました。弊社ではこれまでも、数々の木造園舎の設計に取り組ませていただいておりましたが、木造建築各分野の最先端の知識を得るべく、兵庫県主催の木造建築セミナーを受講します!性質、供給、製材、構造、防火など様々な分野の専門家が登壇され、6回にわたって開催されます。修了後は、さらに磨きのかかった木造園舎をご提供できそうです。ご期待ください!
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保育園、保育所の設計専門
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# by chibicco-plan | 2024-09-17 00:00 | ●お知らせ

大久保保育園さま「建築ジャーナル」8月号掲載!

大久保保育園さま「建築ジャーナル」8月号掲載!_a0279334_15241447.jpg
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月刊「建築ジャーナル」2024年8月号で「子ども施設特集」が組まれ、弊社設計の『大久保保育園地域子育て支援棟もぐもぐ』が掲載されました!

まちのパークレット
保育所を運営する社会福祉法人がつくった、子育て支援拠点。「もぐもぐリビング」は、対面キッチンを設えた、離乳食講座・こども食堂など、子どもの「食」を媒体とする地域コミュニティー拠点である。様々な境遇の利用者が想定される建物で、どんな心持ちでも入りやすい場の作り方を様々な角度から話し合った。北隣は系列保育所で、ファサードデザインを襲うとともに、「もぐもぐリビング」のごはんの匂いを出す換気扇や居室の大開口を保育所側に向けるなど、一体性を高めた。保育所が考える、まちの人々の居場所づくりが始まる。

出版社のURLです。
建築ジャーナル (kj-web.or.jp)

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保育園、保育所の設計専門
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# by chibicco-plan | 2024-07-31 00:00 | ●保育園について執筆・講演

「幼児施設における大人の居場所」クロストーク公開!

「幼児施設における大人の居場所」クロストーク公開!_a0279334_17014951.jpg
名古屋でご活躍の株式会社カムロ社長で、園づくりのマルチプロデューサー安藤武司氏が運営する、『あんちゃんねる』で行われたクロストークが公開されました!

場所は、富士山の麓、静岡県富士宮市の『野中こども園』さまで、「幼児施設における大人の居場所」がテーマ。
休憩室は大人の居場所になるのか?
休憩している姿や会議をしている姿をみて
子どもたちが学ぶ・・・
子どもたちは大人が思っているよりも見て学ぶ。
休憩室のありかたや休憩のありかたを考えてみましょう。
という企画です。
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クロストークのメンバーは、『野中こども園』中村先生、『寺子屋まんぼう』牧野先生、『株式会社カムロ』安藤社長です。そこに、弊社大塚も参加させていただいております。現場の先生方の生の話をたっぷりと聞かせていただいて、多くの新たな引き出しをいただきました。動画は下記の2本に分けて公開されております。ぜひご覧ください!



また、安藤武司氏の「あんちゃんねる」には、ほかにも魅力的な動画が公開されていますので、以下からどうぞ。

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保育園、保育所の設計専門
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# by chibicco-plan | 2024-07-09 17:07 | ●保育園について執筆・講演

こども環境学会で発表されました

6月に開催されました、『こども環境学会』20周年記念全国大会で、摂南大学の大谷由紀子先生による研究成果が、ポスターセッションで発表されました。「都心に立地する放課後等デイサービスの空間づくりに関する研究-建築士の仕事を通じて-」というタイトルで、私どもで設計させていただいた、2つの児童デイサービスさまが調査対象となりました。忙しさにかまけて、お引き渡し後の追跡調査が滞っている分、良い点悪い点を有識者のドライな視点で研究していただくと、多くの反省点を得ることができ、たいへんありがたく思います。

『都心に立地する放課後等デイサービスの空間づくりに関する研究-建築士の仕事を通じて-』

大谷由紀子(摂南大学)

1.研究の背景と目的

放課後等デイサービスは(以下、放デイと表記)2012年創設以来、需要の高まりを受け、事業所数は過去7年で約3倍となり、利用者数は、大阪市では月当たり8,724(2021)から11,146(2023)と上昇し、今後も増加が見込まれる(大阪市障がい児童福祉計画より)。放デイは6歳~18歳の障がい児、および、大阪府など自治体によって診断の有無等にかかわらず発達に特徴のある児童を対象とし、日常生活能力向上の訓練・指導を行うと同時に、社会との交流促進、保護者支援、学校でも家でもない第3の場の役割をもつ。しかし、設置基準について国のガイドラインをみると、施設空間に関して「指導訓練室は2.47㎡を目安とする」に留まり、明確な面積要件や相談室・静養室の設置義務はなく、多様なニーズに即した基準がない。近年は児童の事故が多数報告され、職員不足や質的課題も指摘されるが実態は不明である。以上より、本調査では今後も需要が高く、地価や賃料が高い都心部、大阪市内の放デイを対象に、施設計画や環境づくりの現状、工夫や難しさを実事例から把握する。

2.研究方法

研究方法を以下に示す。

対象:大阪市内で運営する放課後等デイサービス事業所3ヶ所

方法:施設を設計した建築士3名に方針、工夫、難しさ等を聞き取る上記2施設を視察、過ごし方など観察、運営者に施設の使い方、開所後の変更点等を聞き取る行動観察の結果を上記の建築士にフィードバック、計画時との相違点等を聞き取る

3.結果

31.施設概要

 立地は民家や店舗が密集する生活道路に面し、施設面積は100㎡~150㎡、屋外庭はなく、建物の改修では隣接建物との関係に配慮が必要な敷地である。BCの利用者は小学生~高校生、Aは重度障がいから経済的困窮家庭の中高生も利用している。所室は療育空間、相談室、キッチン、事務室、隠れ家の他、可動式家具で小空間やコーナーを設けている。

32.建築士の設計方針、工夫と困難、視察の結果

 建築士の設計方針は「第2のいえ」「設えは家のように強度は強く」「公園のように自由度が高い」とし、いずれも閉寒感がなく住宅に近い環境を目指している。また、多様な特性をもつ児童の行動が制限されないよう「こどもたちがどの空間を好むのか、予算内でどれが大事かを優先順位をつけて選択」「こども自身が過ごしやすい場所をつくれるようおおらかな空間」と、児童の行動を最優先する一方で、「児童の行動が想定できない施設」であり、ゆえに「建築としてつくり過ぎない」ことが共通方針と読み取れ、事業所Aは土足空間、Bは土間とテラス、Cは畳を設け、自由な利用を期待していた。相談室は保護者が落ち着ける空間が求められ、外部に対しては地域に開くことを大事にしている。安全性や耐久性は、クッション性のある床、吸音性の高い壁・天井材、指詰め防止の扉、清掃しやすいトイレ、破損しても補修しやすい強度の高い下地、強化ガラスなど、児童の特性を考慮した細かな計画がなされ必要事項とされた。予算はいずれの施設も極めて厳しく、感覚統合遊具の導入など事業者の要望への対応、児童とスタッフの創造性を育む環境づくりなど多くの困難があった。運営者の意見は、事業所ABともに、モノが散らかると児童が落ち着かないため多くの収納の必要、柔軟な利用が可能なようにカーテンを追加があった。

4.まとめ

都心部の放デイは敷地や設計条件、予算に多くの制約があり、児童の行動が想定ができない困難があるなかで、重大な危険を回避し、児童の創造性や心地よさを優先した環境づくりの工夫が読みとれる。建築士個々のノウハウを共有できる仕組みが望まれ、さらにデータの蓄積が必要である。

※調査にご協力頂いた事業所、建築士の方々に感謝いたします。なお、本研究は摂南大学研究倫理委員会の承認を得て実施しました。

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# by chibicco-plan | 2024-06-01 00:00 | ●保育園設計の考え方