人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

保育園の園舎建築の設計専門家・ちびっこ計画の日々

chibiplan.exblog.jp

「幼児施設における大人の居場所」クロストーク公開!

「幼児施設における大人の居場所」クロストーク公開!_a0279334_17014951.jpg
名古屋でご活躍の株式会社カムロ社長で、園づくりのマルチプロデューサー安藤武司氏が運営する、『あんちゃんねる』で行われたクロストークが公開されました!

場所は、富士山の麓、静岡県富士宮市の『野中こども園』さまで、「幼児施設における大人の居場所」がテーマ。
休憩室は大人の居場所になるのか?
休憩している姿や会議をしている姿をみて
子どもたちが学ぶ・・・
子どもたちは大人が思っているよりも見て学ぶ。
休憩室のありかたや休憩のありかたを考えてみましょう。
という企画です。
「幼児施設における大人の居場所」クロストーク公開!_a0279334_17064591.jpg
クロストークのメンバーは、『野中こども園』中村先生、『寺子屋まんぼう』牧野先生、『株式会社カムロ』安藤社長です。そこに、弊社大塚も参加させていただいております。現場の先生方の生の話をたっぷりと聞かせていただいて、多くの新たな引き出しをいただきました。動画は下記の2本に分けて公開されております。ぜひご覧ください!



また、安藤武司氏の「あんちゃんねる」には、ほかにも魅力的な動画が公開されていますので、以下からどうぞ。

●---------------------------------------------●
保育園、保育所の設計専門
●---------------------------------------------●

# by chibicco-plan | 2024-07-09 17:07 | ●保育園について執筆・講演

こども環境学会で発表されました

6月に開催されました、『こども環境学会』20周年記念全国大会で、摂南大学の大谷由紀子先生による研究成果が、ポスターセッションで発表されました。「都心に立地する放課後等デイサービスの空間づくりに関する研究-建築士の仕事を通じて-」というタイトルで、私どもで設計させていただいた、2つの児童デイサービスさまが調査対象となりました。忙しさにかまけて、お引き渡し後の追跡調査が滞っている分、良い点悪い点を有識者のドライな視点で研究していただくと、多くの反省点を得ることができ、たいへんありがたく思います。

『都心に立地する放課後等デイサービスの空間づくりに関する研究-建築士の仕事を通じて-』

大谷由紀子(摂南大学)

1.研究の背景と目的

放課後等デイサービスは(以下、放デイと表記)2012年創設以来、需要の高まりを受け、事業所数は過去7年で約3倍となり、利用者数は、大阪市では月当たり8,724(2021)から11,146(2023)と上昇し、今後も増加が見込まれる(大阪市障がい児童福祉計画より)。放デイは6歳~18歳の障がい児、および、大阪府など自治体によって診断の有無等にかかわらず発達に特徴のある児童を対象とし、日常生活能力向上の訓練・指導を行うと同時に、社会との交流促進、保護者支援、学校でも家でもない第3の場の役割をもつ。しかし、設置基準について国のガイドラインをみると、施設空間に関して「指導訓練室は2.47㎡を目安とする」に留まり、明確な面積要件や相談室・静養室の設置義務はなく、多様なニーズに即した基準がない。近年は児童の事故が多数報告され、職員不足や質的課題も指摘されるが実態は不明である。以上より、本調査では今後も需要が高く、地価や賃料が高い都心部、大阪市内の放デイを対象に、施設計画や環境づくりの現状、工夫や難しさを実事例から把握する。

2.研究方法

研究方法を以下に示す。

対象:大阪市内で運営する放課後等デイサービス事業所3ヶ所

方法:施設を設計した建築士3名に方針、工夫、難しさ等を聞き取る上記2施設を視察、過ごし方など観察、運営者に施設の使い方、開所後の変更点等を聞き取る行動観察の結果を上記の建築士にフィードバック、計画時との相違点等を聞き取る

3.結果

31.施設概要

 立地は民家や店舗が密集する生活道路に面し、施設面積は100㎡~150㎡、屋外庭はなく、建物の改修では隣接建物との関係に配慮が必要な敷地である。BCの利用者は小学生~高校生、Aは重度障がいから経済的困窮家庭の中高生も利用している。所室は療育空間、相談室、キッチン、事務室、隠れ家の他、可動式家具で小空間やコーナーを設けている。

32.建築士の設計方針、工夫と困難、視察の結果

 建築士の設計方針は「第2のいえ」「設えは家のように強度は強く」「公園のように自由度が高い」とし、いずれも閉寒感がなく住宅に近い環境を目指している。また、多様な特性をもつ児童の行動が制限されないよう「こどもたちがどの空間を好むのか、予算内でどれが大事かを優先順位をつけて選択」「こども自身が過ごしやすい場所をつくれるようおおらかな空間」と、児童の行動を最優先する一方で、「児童の行動が想定できない施設」であり、ゆえに「建築としてつくり過ぎない」ことが共通方針と読み取れ、事業所Aは土足空間、Bは土間とテラス、Cは畳を設け、自由な利用を期待していた。相談室は保護者が落ち着ける空間が求められ、外部に対しては地域に開くことを大事にしている。安全性や耐久性は、クッション性のある床、吸音性の高い壁・天井材、指詰め防止の扉、清掃しやすいトイレ、破損しても補修しやすい強度の高い下地、強化ガラスなど、児童の特性を考慮した細かな計画がなされ必要事項とされた。予算はいずれの施設も極めて厳しく、感覚統合遊具の導入など事業者の要望への対応、児童とスタッフの創造性を育む環境づくりなど多くの困難があった。運営者の意見は、事業所ABともに、モノが散らかると児童が落ち着かないため多くの収納の必要、柔軟な利用が可能なようにカーテンを追加があった。

4.まとめ

都心部の放デイは敷地や設計条件、予算に多くの制約があり、児童の行動が想定ができない困難があるなかで、重大な危険を回避し、児童の創造性や心地よさを優先した環境づくりの工夫が読みとれる。建築士個々のノウハウを共有できる仕組みが望まれ、さらにデータの蓄積が必要である。

※調査にご協力頂いた事業所、建築士の方々に感謝いたします。なお、本研究は摂南大学研究倫理委員会の承認を得て実施しました。

こども環境学会で発表されました_a0279334_17302891.jpg

●---------------------------------------------●
保育園、保育所の設計専門
●---------------------------------------------●

# by chibicco-plan | 2024-06-01 00:00 | ●保育園設計の考え方

『大久保保育園地域子育て支援棟もぐもぐ』さま「建築ジャーナル」掲載決定!

月刊「建築ジャーナル」誌の2024年8月号に、『大久保保育園地域子育て支援棟もぐもぐ』さまが、掲載されることになりました!
ただいま、鋭意編集作業中です。
7月末の発行です。ご期待ください!
●---------------------------------------------●
保育園、保育所の設計専門
●---------------------------------------------●

# by chibicco-plan | 2024-06-01 00:00 | ●お知らせ

高校家庭科の準教科書に掲載されました!

高等学校の家庭科の準教科書、実教出版の『生活産業基礎』に弊社設計の「東喜連保育園さま」と「松蔭おかもと保育園」さまの写真が、木・障子・畳を取り入れたデザインの事例として使用されました。右中段の2枚の写真です(見にくいですが)。保育所をはじめとする子どもたちの建築の質の向上に、少しでも繋がればうれしいですね。
高校家庭科の準教科書に掲載されました!_a0279334_10072324.jpg
●---------------------------------------------●
保育園、保育所の設計専門
●---------------------------------------------●

# by chibicco-plan | 2024-04-01 00:00 | ●保育園について執筆・講演

大久保保育園地域子育て支援棟もぐもぐ竣工!

大久保保育園地域子育て支援棟もぐもぐ竣工!_a0279334_09594105.jpg
大久保保育園さまの、地域子育て支援棟『もぐもぐ』が竣工しました!
四面から使えるアイランドキッチンを備える、子どもの食を媒体とした、地域のコミュニティー拠点です。板壁や間接照明を用いて、解放感と安心感が両立するように、計画しました。
●---------------------------------------------●
保育園、保育所の設計専門
●---------------------------------------------●

# by chibicco-plan | 2024-03-01 00:00 | ●お知らせ